ご支援いただいた皆さま
『BBQの木』プロジェクトご支援、誠にありがとうございます。
皆さんからのご支援のおかげで、『BBQの木』立ち上げ準備が整いました!
『BBQの木』の目的に共感いただき、心より感謝申し上げます。
今後『BBQの木』ではおいしくカイケツ!ニッポンの森林問題、はもとより、それ以外のいろいろなものをむしゃむしゃと楽しくBBQで食べ尽くしていきたいと思っています。
まだまだ形もないようなこのBBQブランドを応援いただき、ご支援いただいた皆さまのご期待に添えるよう、邁進して参りますので、よろしく叱咤激励、ご指導のほどよろしくお願いします。
『BBQの木』は、この不確定な状況でご支援くださった皆さまを、永遠に特別なパートナーだと思っています。
ご支援いただいた皆さまへは、新アイテムのご報告や、今回ご支援いただいた皆さまだけの特典なども随時用意していきたいと思っています。
少しでも多く、皆さまだけに向けた特別なお返しを、ハッピーなBBQアイテムを通じて提供していけるようがんばっていきます。
締め切りまであと3日となりましたが、取り急ぎ御礼まで。
4/30(土)四万十BBQ、もしくは5/22(日)茅ヶ崎BBQでお会いできることを、楽しみにしています!!(・∀・)
日本中からBBQマスターたちが集結するプランクBBQパーティの日程が決定しました!
お申し込みは、当プロジェクト10,000円プラン“日本最高峰のBBQパーティ参加チケット”よりどうぞ!
※同行者の方の参加費は飲食費5,000円のみです。
初夏の湘南と四万十で、ぜひぜひプランクBBQを楽しんでくださーい!
◆大プランクBBQパーティ!@茅ヶ崎
日時:5/22(日)17:00-20:00
場所:Shonan-Bar-B-Q
神奈川県茅ヶ崎市東海岸南6-3-26 東海岸シーサイドビル
最寄り駅:JR茅ヶ崎駅
※支援者のお連れのかたは飲食費のみ(5,000円)のお支払いで参加可能です。
◆大プランクBBQパーティ!@四万十
日時:4/30(土)17:00-20:00
場所:道の駅よって西土佐
高知県四万十市西土佐江川崎2410-3
最寄り駅:予土線江川崎駅
※支援者のお連れのかたは飲食費のみのお支払い(5,000円)で参加可能です。
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当サイトWARASHIBEでは、ニッポンが古来より育んできた考えかたを、あらためて形にするお手伝いをしています。
先日、高知県四万十で、ニッポンが抱える森林問題を、BBQをつうじてカイケツしようとする取り組みに出会いました。
高知県四万十・西土佐地区にある「西ヶ方大学」では、増えすぎたスギ・ヒノキ林、放棄林を原材料として活用し、BBQアイテムを生産することで、おいしく消費していこうとする試みがはじまっています。
▲会議中の西ヶ方大学教授陣
西ヶ方大学は、2012年に休校となった西ヶ方(にしがほう)小学校を活用し、地域住人それぞれが教授となり、炭焼きや農業、土木、川漁、しいたけ栽培など、地域で培ってきた知識や技術を、次の世代へ伝えていく活動をしています。
その西ヶ方大学には、『BBQ学部』があり、日本BBQ協会の会長を招いての講義開催など、これまで積極的な活動を行ってきました。
▲BBQ学部創立のきっかけをつくった西ヶ方大学企画部長 迫田司氏
そんなBBQ学部から今回、増えすぎたスギ・ヒノキ材、放置林材を活用した和製BBQアイテム供給プロジェクトが始動します。
西ヶ方大学での取り組みをより本格化し、BBQのちからでニッポンの森林問題をおいしくカイケツしていくための、このたび木製BBQアイテムブランド『BBQの木』を設立いたしました。
『BBQの木』では、国土の約7割を森林に覆われた日本列島から生まれる、バラエティに富んだ樹木群を、さまざまなBBQシーンに応じた和製木材アイテムづくりに活用していく予定です。
▲『BBQの木』ウェブサイト
▲『BBQの木』発起人の迫田司氏と当クラウドファンディングサイトWARASHIBE運営の藤原。『BBQの木』は、西ヶ方大学でのBBQアイテムづくりのきっかけをつくった迫田司氏とWARASHIBEが共同で設立しました。
▲『BBQの木』アイテム第一弾として、BBQ用の杉板(プランク)を準備中
『BBQの木』は、新たな木材需要の創出を実現し、日本発の木製BBQアイテム供給をつうじ、BBQを愛する世界中の人たちと、おいしく楽しみながら、ニッポンの森林問題カイケツを目指していきます。
いま、世界に類をみないほどゆたかだったニッポンの森が、大きな危機を迎えています。
多様な広葉樹からなりたっていたニッポンの森林は、戦後の木材価格急騰をうけて、高度経済成長期に、経済的価値の高いスギ・ヒノキが茂る人工林へとその姿をかえていきました。
森の植生は単純化し、且つその後の木材価格の落ち込みにより、間伐や伐採、搬出にかかる費用をまかなうことが難しくなったニッポンの森林は、十分な手入れもなされず、荒廃が目立っています。
一切の手入れがされない放置林が、全国に増えつづけています。
荒廃した森林は、水害や、土砂災害の原因にもなります。またゆたかな植生が失われた森では動物も十分には生きていけず、猿やイノシシ、鹿などが里山を荒らす、獣害も大きな問題になっています。
何よりも、森が力を失ったことで、ゆたかな恩恵を受けてきた日本人が、森とのつきあいかたを見失いつつあります。
ニッポンの森林回復にむけて、まずは人口植林されたスギやヒノキを正常に伐採し、消費していく必要があります。スギ・ヒノキの伐採をつうじて森に光が入れば、森の植生は回復し、昔どおりのゆたかな広葉樹林を取り戻すことができます。
放棄された日本中の森林材需要を生み出し、正常に消費していくためにはどうしたら良いでしょうか?
世界のBBQ市場は、そんなニッポンの森林問題を簡単にカイケツできるほど莫大な木材需要を秘めています。
BBQは、日本からは想像できないほどに、世界中で文化習慣として定着し、家族や友人とのコミュニケーションをはかる大切な場になっています。
▲欧米では、毎週末に各家庭の庭先で、友人を招いてのBBQパーティが開かれる
そんな世界のBBQシーンでは、実は多種多様な木製アイテムの数々が、影の主役となってコミュニケーションを盛り上げています。
日本ではまだあまり馴染みがない木製BBQアイテムも、海外では広く一般に普及しており、たとえば、BBQが盛んなアメリカやオーストラリアなどでは、魚介類やお肉を、湿らせた木板(プランク=Plank)の上で蒸し焼きにする、プランクBBQが人気です。
プランクBBQに必要なプランク(焼き板)が身近に流通しており、BBQシーンには欠かせないアイテムになっています。
▲海外BBQ定番のサーモン焼き
いたるところで毎週のようにひらかれているBBQは、その関連市場も数兆円と巨大で、BBQアイテムによる木材消費量は莫大です。
BBQでは、食材を燻すときのチップから、盛り付けの際のお皿まで、木材アイテムが欠かせません。
水で湿らせた木板(プランク=Plank)の上で、魚や肉をゆっくりと蒸しあげることで、水分を残したまま、ジューシーに焼きあげることができます。
※プランクBBQの詳しい楽しみ方はページ下部に記載しております。
▲四万十天然鮎を活用したプランクBBQ
現在主流の原料は米スギですが、日本の固有種である日本スギは、プランクBBQにおいて主流になっている米スギとはちがった穏やかな香りを醸し、非常におもしろい素材です。
▲熱源は世界共通、木炭が一般的です。
日本でも、ナラ、カシ、クヌギ、コナラ、ミズナラ、マツ、ウバメガシ、アラカシなど、多種多様な樹木特性を活用した炭焼き技術が育まれてきました。
クヌギを利用した茶の湯炭や、ウバメガシを利用した備長炭の名で知られる白炭などは、海外でも高く評価されています。
▲肉や魚などのBBQ素材を燻して、香りづけするための燻煙剤として使われます。事前に水に浸しておくことで、長時間にわたって、スモークが発生します。サクラやナラ、リンゴ、ブナなどが好んでよく使われています。
▲チャンクス同様、燻煙剤として使われます。チャンクスに比べて長時間のスモークには向いていませんが、短時間に大量のスモークを発生させるのに適しています。サクラやナラ、リンゴ、ブナなどが好んでよく使われています。
▲BBQの醍醐味は、その美しいできあがり。木工品の板やお皿に盛りつけられることで、BBQの場が一気に盛り上がります。
現在、BBQアイテムの原料素材として、世界で利用されている樹種は非常に限定されています。日本の森林特性を活用し、より多様な素材を用いたBBQアイテムを世界に向けて提案することで、日本の森のゆたかさをおいしく伝え、世界のBBQシーンに大きく貢献できる可能性があります。
日本人にとっても、BBQは、日本固有の森林特性や、先人の知恵に触れる、とても大切な機会になっていくかもしれません。
BBQでの木材需要をうけて現在、『BBQの木』では、アイテム第一弾として、プランクBBQ向けのスギ板プランクを準備しています。
※プランクBBQの詳しい楽しみ方はページ下部に記載しております。
▲四万十の森からつくったBBQ用スギ板プランク
(大サイズ:横38cm×縦20cm×厚さ0.8cm、小サイズ:横20cm×縦15cm×厚さ0.8cm)
BBQ先進国であるアメリカやオーストラリアでは、木板を利用してのプランクBBQが広く普及しています。
近年では防腐剤などの薬剤を利用した木製アイテムが問題視されており、安心感の高いメイド・イン・ジャパンの自然材として、BBQ大国であるアメリカやオーストラリアにむけて供給していく予定です。
海外で主流になっている米スギにかわり、日本の固有種である日本スギを原料活用することで、世界のBBQ市場に、新たな選択肢を投げかけていきたいと考えています。
また、当プロジェクトは、日本におけるBBQ文化の発展を目的に精力的な活動をつづける日本BBQ協会と緊密な連携を予定しています。
『BBQの木』では、日本の樹木文化と、バーベキュー文化の融合を目指しており、木製BBQアイテムの開発にあたっての監修やアドバイスを日本BBQ協会からうけながら、BBQシーンを最高に盛り上げていけるアイテム開発を実現します。
2016年は日本のプランクBBQ元年です。プランクBBQは、欧米ではとてもよく親しまれているバーベキュースタイルのひとつ。今回、この『BBQの木』プロジェクトをきっかけとして、世界中のBBQを愛する仲間たちと、ニッポンの森林問題をおいしくカイケツすることはもちろん、本当のバーベキュー文化が日本でも育っていくためのきっかけになればと思っています。ぜひみなさん、バーベキューの本当の楽しさを、味わってみてください。レッツバービー!
日本バーベキュー協会会長 下城民夫
『BBQの木』アイテムは、高知県四万十の森から生産をはじめています。
▲高知県四万十「西ヶ方大学」の教授陣
そして、その取り組みは共感を呼び、熊本県阿蘇産山村の『NPO法人産山守り人の会』との連携が決定し、阿蘇ブランドでのスギ板プランク生産も開始しました。
▲熊本県阿蘇「NPO法人 産山守り人の会」のみなさん
これを皮切りに、『BBQの木』では、四万十、阿蘇にとどまらず、全国の森林地域が連携しながら、ニッポンの森林問題カイケツに取り組んでいきます。
全国の森林地域が協力していくことで、同じ樹種でも、さまざまな産地によるちがいを楽しんでいただけるような、オールジャパンの取り組みへと発展させていきたいと思っています。
温帯湿潤で南北にのびた列島で、日本人はむかしから、他国に比べて、圧倒的に豊富で複雑な樹種をもつ森の恩恵を受けて、変化に富んだ四季の中で、その暮らしを営んできました。
しかし、いつの頃からか、日本の森はゆたかさを失い、そのゆたかさを享受してきた日本人の暮らしからも、森の風景は姿を消しつつあります。
同時に、日本人が、ながい時間をかけて育んできた森の知恵、森とのつきあいの術も消滅しつつあります。
日本国内で盛り上がりをみせるアウトドアレジャーの中でも、BBQの参加人口は近年2,000万人に達し、今後も増加傾向が見込まれています。
多種多様な木材が活用されるBBQをつうじて、『BBQの木』が森を復活させ、またかつて日本が育んできた森の知恵を、もう一度つないでいく一助になれば、こんなにうれしいことはありません。
世界のBBQシーンでは、スギ板以外にも、たくさんの木材アイテムが利用されています。
世界中の人に、BBQをつうじて、ニッポンの森がどれだけゆたかなのかを、おいしく知ってもらいたい。
これから、『BBQの木』プロジェクトでは、全国の森林地域や日本BBQ協会と連携しながら、スギ板プランクにつづく、さまざまな日本独自、木製BBQアイテムを発信していく予定です。
ニッポンの森のゆたかさを、BBQの力でおいしく取りもどし、おいしく世界に伝えていきたい。『BBQの木』の考えかたに共感いただける皆さま、ぜひともご支援よろしくお願いします。
日本最高峰のBBQを体験してみませんか?
プランクを活用したプランクBBQパーティを、支援者の方限定で開催予定です。ぜひ支援メニューにある日本最高峰のBBQパーティチケット(10,000円)からお申し込みください。
■開催日付 東京:調整中 / 四万十:4/30(土)四万十川のほとりで開催予定
今回みなさまからいただくご支援金は、BBQスギ板の生産設備拡充の費用に活用させていただきます。
銀行振り込みでのお支払いをご希望の方は、振込先口座などをご連絡しますので、お名前、住所、お電話番号、希望プランを記載いただき、下記までメールをお送りください。
◎メール送付先(お問い合わせもお気軽にどうぞ)
※プランクBBQでは、蓋付きのBBQグリルを推奨しています。蓋付きのグリルがない場合は、アルミホイルを利用した下記方法をご活用ください。
BBQで目指すジューシーな焼き上がりには、間接熱(Indirect heat)による、中低温加熱と、サクラやリンゴなどの木を活用した燻煙(Smoke)が欠かせません。プランクBBQは、これらをかんたんに実現し、BBQシーンをゆたかにします。
手順1.プランクを水に浸ける
1-2時間程度かけて、プランクをしっかり浸水させておきます。プランクが燃えないように、また燻煙効果をあげるためです。ワインや日本酒を染みこませてもおもしろいです。
手順2.食材をプランクにのせる
お魚やお肉など、お好みの食材をプランクにのせます。(食材にオリーブオイルを塗るとプランクにくっつきません)味付けなどは食材ごとのレシピをご参照ください。食材の上にローズマリーやスライスレモンなどをのせると、焼き上がりの合図としても便利です。
手順3.グリルを加熱する
強火180-200℃程度まで加熱します。
手順4.プランクをグリルにのせる
プランクの左右に少し空間をあけておくと熱や風が抜けやすくなり効果的です。
手順5. グリルカバー(蓋)をする
プランクをグリル網にのせたら、プランクからあがる燻煙効果を高めるためにグリルカバー(蓋)をします。蓋がない場合は、アルミホイルを食材をのせたプランクの上にかぶせてください。
手順6. 焼き上がりチェック
食材にもよりますが、おおよそ15-20分が経過したら焼き上がりをチェックします。食材上にのせたローズマリーの色が茶に変色したり、スライスレモンに焼き目がついたら、食材まで火がとおった合図です。肉芯温度計での、温度確認も有効です。
手順7.完成
プランクごと、食材をグリルから引き上げ、お好みで葉もの野菜などを盛りつけ、楽しくお召し上がりください。
プランクの再利用
使い終わったプランクは、焦げすぎていたり、割れたりしていなければ、洗ってまた利用可能です。ただ、燻煙効果が落ちるので3回以上の利用はあまりおすすめしません。