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子どもたちの目線で作る、ファシリティドッグの写真集
全国の学校や病院にこの本を届け、多くの人に活動を伝えたい

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<プロジェクト成立の御礼、引き続きの支援募集について(8月23日)>

皆さまのあたたかいご支援のおかげで、期限前に目標額40万円に達成することができました。ありがとうございます!少しでも多くの方にファシリティドッグの活動を知っていただくために終了期日(8月31日23時59分)まで、 引き続きご支援を募集してまいります。

<運営からのお知らせ>
銀行振込での支援希望をたくさんの方からいただいており、本プロジェクトでは支援終了期日まで、銀行振込での支援もお受けすることとなりました。
銀行振込をご希望される方は、「シャイン・オン・キッズプロジェクト銀行振込での支援希望」の件名で、下記アドレスまでメールにてご連絡ください。担当者より、折り返し手順についてご案内させていただきます。
※ご連絡の際には、PCのメールアドレスよりご連絡ください。携帯のメールアドレスですとご連絡が届かない可能性があります。よろしくお願いいたします。

[email protected]
(こちらのメールアドレスをクリックいただけると、メーラーが立ち上がります)

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こんにちは。認定NPO法人シャイン・オン!キッズ 事務局長のニーリー美穂です。

昨年行った『シャイン・オン!キッズ 設立10周年を記念したファシリティドッグの活動を伝える写真展を開催したい!』というプロジェクトでは、100万円を超えるご支援をいただきました。本当にありがとうございました。

お陰様で2016年7月2日より”日本のファシリティドッグ発祥の地”でもある静岡の駿府博物館で、ファシリティドッグ活動写真展「小さな勇者としっぽの仲間」が開催されています。(9月4日まで)。また、写真集も制作を進めており、7月末には完成する予定です。

昨年のプロジェクトページへ

今回のプロジェクトでは、この「ファシリティドッグ」の活動を伝える写真集をより多くの人に届けるために、日本全国の病院や教育機関に寄贈するためのチャレンジをしたいと思います。

病気の治療を受ける子どもたちは、過剰なストレスを抱えています。そんなかれらに寄り添うファシリティドッグと、看護師経験を持つハンドラーは、辛く困難な道のりに耐え、病気と闘う子供たちの心を癒し勇気を与える役割を担っています。 しかし、ファシリティドッグはまだ全国で二頭しかいません。

医療現場における彼らの可能性とこのアイデアを少しでも多くの人たちに知ってもらい、次の活動につなげることを目的に、ファシリティドッグ、ハンドラー、そして病気と闘う子どもたちの姿を、「写真集」という形で発信したいと思います。写真集には子どもたちが撮影した写真も掲載しています。

ファシリティドッグという存在を世の中の方に知っていただきたい。 ファシリティドッグは『常に毎日入院中の子供達のそばにいる』存在で、そんなファシリティドッグが、どこの子ども病院にも当たり前にいる世の中にしたい。 そのためにも多くの人に届けられるようご協力お願いします。

認定NPO法人 シャイン・オン!キッズについて

シャイン・オン!キッズは、小児がんや重い病気と闘っている子どもたちの「心のケア」のための活動を行う認定NPO法人です。東京に20年以上住んでいた外国人夫妻が2006年に日本で設立しました。

自分たちの息子が生後1ヶ月に満たないときに急性リンパ性白血病と診断され、日本の病院で懸命の治療を続けましたが2歳を目前に亡くなりました。
つらい闘病生活でも笑顔を絶やさなかった息子の勇気、そして、親として自分たちが日本の入院治療生活で経験したことがきっと役に立つにちがいない、自分たちのように苦しみを背負っている日本の小児がん患者の子どもたちとその家族のためにポジティブな何かを作り出せるはずだ、という想いが発端でした。

入院中の子ども達を支え、前向きに治療を受けられるようになるには何が必要か・・・。そう考えた結果、アメリカの子ども病院を視察に行った際に強烈なインパクトのあった、病院に常勤して子ども達の精神面を支え、治療にも携わるファシリティドッグの導入を決めました。
シャイン・オン!キッズが静岡県立こども病院にファシリティドッグを提供し、2010年1月、日本初となるファシリティドッグが誕生しました。

日本における患者のサポートを問い直し、告知から治療、退院後まで全面的に患者をサポートするシステムを整えたいと願い、2006年にNPO法人の設立に至り、2012年には東京都より「認定」を取得いたしました。

 

愛情と安らぎを与えるファシリティドッグ

ファシリティドッグとは、ストレスを抱えた人々に愛情と安らぎを与えるよう専門的に訓練された犬です。ファシリティドッグの主な仕事は、知らない人に自分の体を触ってもらい、それを楽しんでもらうことです。特に子どもは動物を抱きしめることが大好きで、このスキンシップには子ども達のストレスを減らし元気づける効果があることが、研究により明らかにされています。

ファシリティドッグの大きな特徴は、病院など毎日同じ施設に勤務し、その施設での個々のニーズに合わせた活動を行えること、時々訪問して触れ合うという短い時間ではなく、多くの時間を同じ犬と繰り返し過ごしていただけることです。勤務する施設のスタッフとして扱われ、患者との交流などを業務として行います。



現在、国内にはシャイン・オン!キッズのベイリーとヨギ(ゴールデンレトリーバー)の二頭しか存在しません。ベイリーやヨギは、子どもたちにとっては「犬」ではなく、一緒に病気を闘ってくれる仲間です。人間ではできない、犬だからこそできる「心のケア」が存在します。

ファシリティドッグは、つらく困難な道のりに耐える子ども達の心を癒し、勇気を与える役割を担います。最先端の医療と心のケアの共存で、よりよい治療環境を患者やご家族に提供することができるようになります。どの子ども病院にもファシリティドッグが「居てあたりまえ」の存在にするためには、もっともっとファシリティドッグを知っていただく必要があります。

子どもたちの目線で紹介するファシリティドッグの写真集

小児がんや重い病気の子どもたちを癒し、励まし、受け止め、病気と闘う“勇気”を与えてくれる、ファシリティドッグのベイリー&ヨギ。

「無条件の愛」「寄り添う気持ち」「すべてを受け止める寛容さ」「言葉がなくても伝わっている」そんな特別な能力を持った“二頭の物語”と“クリエイティブな写真”で構成し、オシャレ感がありながら、活動内容もしっかり伝わる写真集になりました。

そしてプロのカメラマンが撮ったファシリティドッグだけでなく、いつも一緒にいる"しっぽのついた仲間"として、入院中の子ども達が、自ら一眼レフで撮影した写真をメインに構成した写真集が出来上がりました。

また、病院にいる子どもたちが撮影した“ベイリー&ヨギ”写真に、「ことば」を添えるのが、脚本家の藤沢文翁さん。 みんなの思いからひとつのストーリーが紡ぎ出され、さらに素敵な写真集になりました。

加えて写真集は、日英バイリンガルで楽しめます。 前回のクラウドファンディング支援者とスポンサー企業様からの応援メッセージなども盛り込み、素敵な写真集が完成いたしました。

写真集を作るために「こどもカメラマン講座」を開催

この写真集のために、子どもカメラマン専門の講師中村こどもさんによる『君もカメラマン!カメラ撮影講座』を病院にて実施しました。 病気の子どもたちは、「サッカーはできません」「○○は食べられません」「外では遊べません」などいろいろなことを諦めないといけない日々を過ごしています。

そのような子ども達にカメラを渡し、いつもそばにいて笑顔になれるベイリー&ヨギとハンドラーや医療従事者のみなさまを撮影してもらい、自分にもいろいろとできるんだという経験と活力を与える、笑顔あふれる講座となりました。子どもたちが撮影した写真も写真集に掲載されます。

静岡と神奈川の子ども病院2ヶ所で計3回のこどもカメラマン講座では、述べ15人の子どもたちが参加して1000枚を超える写真を撮りました。 そして、このたくさんの写真を写真集のためにセレクトして頂いたのは全体監修の桐島ローランドさん。 桐島ローランドさんにも、病院に行っていただき、ベイリーやヨギを撮影してもらいました。

写真集を全国の病院や教育機関に寄贈するクラウドファンディングに挑戦

今回の写真集はクラウドファンディング上で制作を発表した直後から、第一線で活躍するクリエイターの方々が次々とご賛同くださいました。当初の予想よりあらゆる面でグレードアップされたこの本を、より多くの人に届けるため印刷部数を増やすことに決めました。素敵な写真集に仕上がっていると思いますので楽しみにしていて下さい。


▲写真集の表紙

ファシリティドッグを人から人へ伝えたい

支援していただいた方のお名前を掲載した寄贈シールを写真集に貼らせていただきます。寄贈された病院や教育機関に写真集が届き、読んでもらうことでファシリティドッグの活動を知ってもらえます。皆様からいただいた支援金は、写真集の制作費の補填として、配送代金、事務経費に使わせていただきます。


▲写真集に寄贈シールを貼り、あなたのお名前、応援コメントを掲載させていただきます。
※画像はイメージになります。仕様が変わる可能性がございます。

発売直前のこのタイミングで、より多くの方に写真集(そして、ファシリティドッグの活動)を知ってもらう為に「寄贈する」という形式のクラウドファンディングを行いたいと思っています。是非、皆様のご参加をお待ちしています。

参加クリエイター

●桐島ローランド氏/プロフィール ●写真家・映像作家・クリエイター
1968年横浜生まれ。47歳。小学校3年でNYへ移住。ニューヨーク大学・芸術学部写真科を卒業。ニューヨークで写真家として活動を始め、1993年、活動の拠点を東京に移す。父親はアメリカ人、母親は作家の桐島洋子。長姉はモデル・女優の桐島かれん。次姉はエッセイストの桐島ノエル。2002年に結婚。子煩悩な二児の父親。2007年のダカール・ラリーにモーターサイクル部門で初参戦し、完走。趣味 : 茶道・バイク フォトグラメタリー専用スタジオ「アバッタ」代表。 http://avatta.net/

●近衞忠大氏/プロフィール  ●クリエイティブ・ディレクター/宮中歌会始講師(こうじ)
1970年 東京都生まれ。藤原鎌足を祖とする五摂家筆頭・近衞家の長男として生まれる。武蔵野美術大学 映像学科卒業
1994年 NHKに番組ディレクターとして入局
1997年以降フリーランスとしてテレビ番組、映像、ファッションブランドのイベント等の制作、特に多くの国際プロジェクトに関わる
2004年 クリエイティブ・エージェンシー:GTパートナーズ株式会社を設立
2015年 株式会社Colours Internationalに社名変更。
クリエイティブ・ディレクターとしてデザイン、ブランディングなどにも活動範囲を広げる

●人見久美子氏/プロフィール  ●アートディレクター・グラフィックデザイナー
1976年東京生まれ。Pratt Institute (Brooklyn, NY)グラフィックデザイン科を卒業後、LLOYD&CO、サイトウマコトデザイン室にて経験を積み、2006年HI company設立。現在は東京を拠点に、グラフィック、パッケージ、広告、ウェブ、アプリ、プロダクト、映像、商品開発等、幅広くデザイン・ディレクションしている。日英バイリンガルで、様々な媒体を一貫してデザインできることが強み。2005年、2010年グッドデザイン賞受賞。日本酒キュレーターとして日本酒まわりのデザイン・イベントなども企画/活動中。 https://www.behance.net/HIcompany

●藤沢文翁/プロフィール  ●劇作家・演出家
ロンドン大学ゴールドスミス演劇学部(Ba Drama And Theatre Arts )卒業。ロバート・ゴードン、ジョン・ロンドン、アナ・ファース、ベン・レビタスらに師事。2005年、ロンドンのKings Head劇場で演出家・劇作家デビューを果たし、国内外で活動している。英国朗読劇を独自に改良した音楽性に溢れ、セットや衣装、特殊効果など細部にまでこだわるそのスタイルは「藤沢朗読劇」と呼ばれ進化を続けている。 TBS「ブログ型朗読劇」、東宝・クリエ プレミア音楽朗読劇「VOICARION」、「SOUND THEATRE(2016年引退)」、Production I.Gの「Theatrical-Live」など、次々に朗読プロジェクトを発足させている。「ゼロから1を生み出す」ことをテーマにしており、ほぼ全ての作品は藤沢の原作である。近年では創作の場をさらに広げ、テレビに落語の原作、アニメ、ゲーム、ラジオドラマなど様々なジャンルへ原作の提供を行い、藤沢朗読劇のDNAは様々な展開を見せている。 http://ameblo.jp/daisuke-fujisawa/

●中村こども/プロフィール  ●こどもフォトグラファー
こども写真ラボ合同会社代表。こどもを撮ることの専門家。こどもに写真を教えることの専門家です。こどもと写真の関わりを広げていきます。

■企画・制作進行 シン・ファンドレイジングパートナーズ
http://www.shinfundraising.co.jp/

リターンについて

写真集の寄贈先はご指定も可能ですが、指定がない場合はシャイン・オン!キッズで送り先を選択します。
寄贈先の希望、応援コメントに関しましては、プロジェクト終了後、運営スタッフよりご連絡差し上げ伺わせていただきます。
学校の選択基準は、3頭目、4頭目のファシリティドッグ候補地やその病院の周辺の学校を予定しています

4,000円のご支援 *先行割引 限定100名*

・写真集1冊を学校など教育機関に寄贈します
・いままでに公開していない、ベイリーもしくはヨギの特別な写真とお礼メール

※シャイン・オン!キッズでは8月以降、5,000円にて寄贈キャンペーンを行う予定です。その際の設定より1,000円割引になっています。

5,000円のご支援 

・写真集1冊を学校など教育機関に寄贈します
・いままでに公開していない、ベイリーもしくはヨギの特別な写真とお礼メール

10,000円のご支援 *限定25名*

・写真集1冊を学校など教育機関に寄贈します
・いままでに公開していない、ベイリーもしくはヨギの特別な写真とお礼メール
・オリジナルファシリティドッグのぬいぐるみをプレゼントいたします

25,000円のご支援

・学校など教育機関に写真集を5冊寄贈します
・いままでに公開していない、ベイリーもしくはヨギの特別な写真とお礼メール

95,000円のご支援 *限定2名*

・シャイン・オン!キッズのプログラム導入19病院に1冊ずつ寄贈します
・いままでに公開していない、ベイリーもしくはヨギの特別な写真とお礼メール

170,000円のご支援  *限定2名*

・小児総合医療施設(34施設)に各1冊ずつ寄贈します
・いままでに公開していない、ベイリーもしくはヨギの特別な写真とお礼メール

※日本小児総合医療施設協議会の会員である34施設を対象に寄贈します

 

Project Supported by

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